しまおブログ

30歳サラリーマンが、資産運用や日常生活についてまとめます

損保社員から見た吉澤ひとみさんの飲酒運転事故について

こんばんは~しまおっす!おっす!


本日は趣向を変え、現在話題となってしまっている飲酒運転について、保険会社の視点からお伝えします。

飲酒運転の際の事故、保険は使える?

現在、インターネット上でも話題となっている飲酒運転。
サイトやSNSにおいても、様々な意見が飛び交っていますが、その中で「保険出ないだろうから賠償金大変だね~」といった書き込みもありました。
この声は正しいのでしょうか。

結論、払えるものと払えないものがある

自動車保険は大まかに、①被害者にお支払いする賠償金と、②契約者本人にお支払いする補償金とがあります。
今回のケースで想定されるのは、
①ひき逃げに遭った方のケガや、自転車の修理・交換費用、休業損害、慰謝料等
②加害者のケガ、車の修理代等
ざっくりこんな具合でしょうか。
通常の事故ならどちらもお支払いとなりますが、飲酒運転の場合は①のみお支払いとなります。

なぜ賠償金のみ支払いとなるか

これは被害者保護の観点があるからですね。保険下りません、自腹で払うお金もありませんでは、被害者の泣き寝入りになってしまうので、支払対象としています。
②については自業自得ですから、当然保険金のお支払いは出来ません。

ということで、加害者が巨額の賠償金を請求されるということはないんですね~。
だからといって、飲酒運転は言語道断です。絶対にやめましょう。


では